・困ったことがあっても誰にも相談できない。
・異変があっても誰にも気がつかれない。
・孤立する高齢男性の問題はどこにあるか。
もともと高齢男性は女性に比べて
孤立しやすい問題は指摘されていました。
しかし、高齢になってからの孤立は
その前の中年期に問題があるのではないか
ということが考えられ始めています。
◇「働いているから大丈夫」ではない
仕事で交流があるから問題ないと思われていますが
本当は違うのではないかと考えるべきとのことです。
関係も多様性があるかどうかです。
仕事以外の関係がない人はリスクが高いので
複数のつながりがあったほうがよいのです。
そのため僕もいろんな世代や国籍、性別を超えた
付き合いがしたいと思いはじめています。
仕事をしている中年の男性は
仕事での付き合いがあるから孤立や孤独感と
無縁という考えは改めた方がいいでしょう。
今、仕事を持っている人は
時間的に何かと大変だとは思いますが
仕事以外での関係もそろそろ考えた方が
いいという事です。
仕事をしているうちはなかなか難しいと
思ってしまう部分はあります。
ただ月1回ぐらいなら地域での活動に
参加してもいいと思う人もいる様に見られます。
まったく参加していない人よりは
年に数回でも参加していた人のほうが、退職後
月に1回以上参加している傾向があるそうです。
◇退職した後に交流する人はいるのか
退職したら参加しようと
考えている人もいると思いますが
いつまでも待ってて踏み出さなければ
機会が遠のいて行くかもしれませんので
退職を待っていると満足行くことが
できるかどうかわかりません。
仕事をしながら地域活動にも参加するという
両立を考えたほうがよいと思います。
そして仕事を辞めた後に増やすこともできます。
徐々につながりを持っていけばよいと思います。
受け入れる地域の側も
緩やかな参加を許容してくれればと考えますね。
次に人間関係や経済状態、健康状態を
早めに自分でチェックして
どのような備えが必要か考えておく必要があります。
周囲の人とのつながりや相談できる相手がいるか
何かあった時に頼れるかなど
心理的な問題の解決策を常に確保しておくべきです。
行政もあまり対応できていませんね〜😫
未婚率が高くなり、離婚も増えていますから
中年男性の1人暮らしは増えていて
これからも増えていくと考えられます。
しかし、中年期は1人暮らしであっても問題を
抱えている人を発見すること自体が難しいのです。
なぜなら、高齢者になる前の人たちは
支援が必要な対象と思われていないからです。
仕事をしていると周りの人たちひとも自分も
自分の生活を振り返る機会があまりないので
意識して立ち止まり
考えてみる機会を持つことが第一歩かもしれません。
◇主観的な孤独感
1人暮らしの人だけの問題ではありません。
家族と同居していても孤独感があることがあります。
同居しているがゆえに家族への期待感が高くなったり
家族の中で自分がどのような役割を果たしていくかの
思いも強くなったりしますが
現実にはうまくいかないことも多いです。
同居していればよいということではなく
家族などの中での関係が重要です。
◇信頼関係を築く
孤立している人や孤独感がある人は
他者に不信感を抱きやすくなる事も多いです。
他者に不信感があるといくら声をかけても
出て行こうとしなくなります。
よびかける人との信頼関係を作るところから
始めなければいけませんから、時間もかかります。
◇不幸なことが起きないように
どのような人間関係が心地よいかは
人によって違います。
たくさん友だちを作れば良いとは限りませんが
極端に交流が少ない孤立状態は避けるべきだと思います。
問題が発生しやすいし、解決がしにくいです。
定期的に顔を合わせる人がいないと
異変があった時に気がついてもらえません。
すぐに助けが求められないので
発見が遅れます。
顔見知り、近所の人、行きつけの場所のような
緩い関係でもいいので
意識的に交流を持つことが大事です。
ちょっと困っても誰にも相談できない状態は
当人にとっても周囲にとっても不幸なことが
起きやすいのです。
そこで幾つになっても恋をする事をお勧めします💖
ただの友達より恋愛感情がある方が相手を
大切にする気持ちは、俄然違います‼️
この件に関しては、何も年の差ばかりを勧める
わけではありません。
年の近い人との付き合いでも十分楽しいでしょう。
でも僕は異なる属性の人と付き合うことが
いろいろ自分の人生を豊かにして
もっと楽しくしてくれると考えています。