50代から始める「副業起業」という賢い選択
私は今年66歳ですが、自分の経験から言いますと、定年退職して60歳や65歳から第二の人生を始めるのは少し遅いかもしれません。
50代前半の時は、まだまだ血気盛んで新しいことにチャレンジしましたし、辛いことにも我慢できました。
しかし60歳を過ぎたあたりから健康面の衰えを感じることが多くなり、それに合わせるように気力が衰えを感じるようになりました。
そのため、私は定年退職してから第二の人生を始動するのではなく、50代になった時から動き始めるべきと考えます。
今回は、起業を思いついてもなかなか踏み出せない方に、まず副業から始めて離陸することについて、話していきたいと思います。
「起業には興味がある。でも、会社を辞める勇気はない。」
50代の会社員から、最も多く聞く言葉です。
その気持ちは、とてもよく分かります。
住宅ローンが残っている人もいます。
子どもの教育費が、もっとも厳しい時にある人が多い世代と思います。
親の介護が始まる人もいるかもしれませんね。
だから私は、いきなり会社を辞めて起業することはおすすめしません。
50代だからこそ選びたいのは、「副業から始める起業」です。
会社員という安定した収入を確保しながら、小さく事業を育てる。
これは、第二の人生を準備するうえで、もっともリスクを抑えられる方法の一つだと考えています。
10代や20代での起業なら失敗しても、人生やり直せる場合が多いかもしれません。
50代からの起業は、家族がいる場合も多いでしょうから、起業のスタートも切りにくいでしょう。
主たる収入を持ちながら起業に向かえば安心感が違いますね。
副業は「お金」よりも「経験」を得る場
副業というと、毎月数万円の収入を得ることを目的に考える人が少なくありません。
しかし、本当の価値はそこではありません。
副業では、
・商品やサービスを売る経験
・お客様と接する経験
・価格を決める経験
・集客やマーケティングを学ぶ経験
・利益を出す経験
など、会社員では得られない実践的な経営力を身につけることができます。
この経験は、定年後に大きな財産になります。
本業と同じ仕事で副業をする場合の注意点
「今の仕事と同じ内容なら始めやすい。」
そう考える人も多いでしょう。
確かに、自分が長年培ってきた専門知識や経験を活かせるため、有力な選択肢です。
しかし、ここで注意しなければならない点があります。
会社の顧客や営業秘密、ノウハウを無断で利用したり、本業と直接競合する形で事業を行ったりすると、
就業規則や契約内容によっては問題となる可能性があります。
場合によっては、会社に対する忠実義務や競業避止義務との関係が問われることもあります。
そのため、副業を始める前には、次の点を必ず確認しましょう。
⭐︎ 就業規則で副業が認められているか
⭐︎ 競業避止義務や秘密保持契約の内容
⭐︎ 顧客情報や営業情報を利用しないこと
⭐︎ 本業に支障を与えない働き方になっているか
安心して副業を続けるためにも、「会社との信頼関係を壊さない」という姿勢が大切です。
時間管理こそ、副業成功のカギ
副業が続かない最大の理由は、「時間がない」ことです。
しかし実際には、時間は「作る」ものです。
例えば、
・ 平日は早朝1時間だけ取り組む。
・ 通勤時間を学習時間に変える。
・ 土曜日の午前中は副業専用の時間にする。
・ 日曜日は家族との時間を優先する。
このように、自分なりのルールを決めることで、無理なく継続できます。
最初から毎日何時間も頑張る必要はありません。
大切なのは、半年、一年と続けられるペースを作ることです。
家族や周囲の理解を忘れてはいけない
副業は、自分一人だけの問題ではありません。
家族との時間が減れば、不満が生まれることもあります。
また、会社で疲れ切った状態が続けば、本業にも影響が出てしまいます。
だからこそ、副業を始める前に家族と話し合うことをおすすめします。
「なぜ副業を始めるのか。」
「定年後の生活をより充実させるため。」
「将来の安心を作るため。」
目的を共有することで、家族も応援してくれる可能性が高まります。
一方で、職場では必要以上に副業を公言する必要はありません。
会社のルールを守り、本業で期待される成果をきちんと出すことが、結果として信頼につながります。
役職定年は、副業を始める絶好のタイミング
近年、多くの企業で役職定年制度が導入されています。
役職を離れ、責任や残業が減る一方で、収入も下がるケースがあります。
一見するとマイナスのように感じるかもしれません。
しかし見方を変えれば、自分の人生を準備するための時間を得られる時期でもあります。
これまで会社に注いできたエネルギーの一部を、自分自身のビジネスへ振り向ける。
副業を本格化させるには、とても良いタイミングだと私は考えています。
いつ本業から独立すればいいのか
副業が軌道に乗ってくると、多くの人が悩みます。
「会社を辞めるべきか?」
私は、勢いだけで決断することはおすすめしません。
独立を考える目安としては、次のような条件がそろっていることが望ましいでしょう。
- 副業の収益が継続的に安定している
- 将来の顧客がある程度見込めている
- 生活費や運転資金に余裕がある
- 本業よりも副業に時間を使った方が事業が成長すると判断できる
- 家族の理解と応援が得られている
「一時的に売れた」ではなく、「この状態を続けられる」と確信できることが大切です。
そして、定年退職という節目を迎えたときには、ゼロから起業するのではなく、
「すでに育ててきた事業を本業にする」という形が理想です。
第二の人生は、副業から始まる
このブログでの一貫した私の考えは、第二の人生は定年後に始まるものではないと思っています。
50代から少しずつ準備を始めるべきものです。
副業は、そのための最高の実践の場です。
会社員という安定した基盤を持ちながら、経営を学び、マーケティングを学び、
お客様と向き合い、小さな成功と失敗を積み重ねる。
その経験が、定年後の人生を大きく変えてくれます。
「会社を辞めるための副業」ではありません。
「自分らしい第二の人生を築くための副業」
私は、そのような考え方を、これから起業を目指す50代の皆さんにぜひ持っていただきたいと思います。
まとめ
ここまで副業について述べてきました。
起業することは簡単なことではありません‼️
私も起業して感じることは、「責任」が大きくのしかかってきます。
上手く経営ができなくて悩み苦しんだこともあります。
歯医者にいったら
「寝てる時に歯ぎしりをしていませんか⁉️」
と聞かれたことがあります。
反面、会社の命令ではなく、自分がやりたかったことができるようになったと感じ楽しいこともあります。
しかし上手く経営できるか不安なことも多いと思いますので、まず副業から始めることを勧めてみました。
定年退職後の人生を夢みて、素晴らしい、悔いのない生き方を見つけてください🤗
