「市場ニーズ」から考える成功するビジネスの見つけ方

 どんなジャンルで起業しようかと考える場合、多くの起業本では「好きなことを仕事にしましょう」と書かれていますが、

 私は「市場ニーズが先、自分のやりたいことは後」という考え方です。

 このことについて、以下のようにまとめてみました。

成功するビジネスの見つけ方

 「市場ニーズ」から考える起業という発想

 「どんなビジネスで起業すれば良いでしょうか?」

 この質問に対して、多くの人はこう答えます。

 「好きなことを仕事にしましょう。」

 確かに、それも一つの考え方です。

 起業してビジネスをすると、何度も挫けそうになると思います。

 それを乗り切るには、「好きなこと」をしているという考えと「社会貢献がある」と強いでしょう。

 しかし、私は起業を目指す人には、少し違う視点を持っていただきたいと思っています。

 

それは、

「市場が求めているものを見つけること。」

 これが、成功するビジネスを見つける第一歩です。

 ビジネスは「売りたいもの」ではなく「みんなが欲しいもの」を提供することです‼️

 起業で失敗する人に共通していることがあります。

それは、

「自分が売りたいものを売る」

という発想から事業を始めてしまうことです。

 

 一方、成功している経営者は、

「お客様は何に困っているのか。」

「どんな悩みを解決したいと思っているのか。」

という視点からビジネスを考えています。

 ビジネスとは、自分の商品を売ることではありません。

 お客様の問題を解決することです。

 お客様の問題の解決方法をお金を出しても欲しいと思ってもらえた時に、ビジネスは成立します。

 だから、市場ニーズがあるところには、お金が集まります。

◎ 市場ニーズとは「困っている人」がいること。

 市場ニーズという言葉を難しく考える必要はありません。

簡単に言えば、

「困っている人がいる。」

「不便だと思っている人がいる。」

「もっと良い方法を探している人がいる。」

その状態が、市場ニーズです。

例えば、

・高齢者がスマートフォンを使いこなせない。

・中小企業が人手不足で困っている。

・共働き家庭が家事の時間を確保できない。

・50代会社員が定年後の働き方に不安を感じている。

 このような悩みや課題があるところにに、ビジネスのチャンスがあるのです。

「好きなこと」と「市場ニーズ」が重なれば理想‼️

 もちろん、自分の好きなことを仕事にできれば、それは幸せなことです。

 しかし、好きなことだけではビジネスは成り立ちません。

 反対に、市場ニーズだけを追い続けると、長く続けることが苦しくなる場合もあります。

理想は、

市場ニーズ × 自分の経験 × 自分の得意分野

この三つが重なるところです。

 例えば、税理士なら、「税務申告ができます。というだけではありません。

・17年間の独立経験。

・経営相談を受けてきた経験。

・資金繰りを支援してきた経験。

・起業をアドバイスしてきた経験。

 これらは、他の人には簡単に真似できない価値になります。

 

 つまり、自分では当たり前だと思っている経験こそ、市場にとっては価値がある可能性だったりします。

 

市場ニーズはどうやって調べるか

 市場ニーズは、机の上で考えていても見つかりません。

 実際に市場へ出て、お客様の声を聞くことが大切です。

例えば、

⚫︎ インターネットで検索されているキーワードを調べる。

⚫︎ YouTubeのコメント欄を見る。

⚫︎ ブログやSNSで悩みを発信している人を探す。

⚫︎ Q&Aサイトで相談内容を読む。

⚫︎ 書店でどんな本が売れているかを観察する。

⚫︎ 実際に人へ話を聞き、「何に困っているか」を質問する。

 * 私の場合は、最初にターゲットを絞り、いろんなアンケート結果を基に、AIを中心に相談してみました。

 現在66歳なので、当初は60代男性をターゲットにしようと考えましたが、

⚫︎ 「第二の人生」は50代の現役時代から始める必要があること気がつきました。

⚫︎ 経験を話すことが必要とのアドバイスを受け、少し先輩としての経験を話せられること。

⚫︎「市場ニーズ」はアンケート調査の数字から考えました。

 アンケート結果とAIから出てきた回答をコンサルタントに相談して、このビジネスを始めることを決めました。

 特に重要なのは、「人がお金を払ってでも解決したい悩み」を見つけることです。

 悩みが深いほど、価値あるサービスを提供できる可能性が高まります。

小さく始めて、市場の反応を見る

 市場ニーズがありそうだと思っても、最初から大きな投資をする必要はありません。

 まずは小さく始めましょう。

・ブログを書いてみる。

・セミナーを開催してみる。

・SNSで情報発信してみる。

・一人だけコンサルティングをしてみる。

・副業として始めてみる。

 そうすることで、本当に市場が求めているのかを確認できます。

 ビジネスは、「考える」ことよりも、「試して改善する」ことの方が重要です。

市場ニーズは変化する

 もう一つ忘れてはいけないことがあります。

 市場ニーズは、時代とともに変わります。

 10年前に売れていたものが、今も売れるとは限りません。

AIの普及。

少子高齢化。

働き方改革。

物価上昇。

 こうした社会の変化によって、人々の悩みや求めるサービスも変わっていきます。

 だから経営者は、市場を観察し続けることが必要です。

 「何を売りたいか」ではなく、「今、お客様は何を必要としているのか。」

 この問いを持ち続けることが、長く成功するビジネスへの近道になります。

 

50代だからこその市場を見る目を持とう

 50代は、長年の仕事を通じて、多くの経験を積んできました。

 だからこそ、「自分ができること」だけを見るのではなく、「社会が必要としていること」に目を向けてください。

 市場ニーズを見つけ、その課題を自分の経験で解決する。

 これが、成功するビジネスの基本です。

 そして、利益が安定してきたら、自分が本当にやりたいことや、生きがいを感じられる事業へと発展させていけばよいのです。

 ビジネスは、自分の夢を実現するためだけのものではありません。

 お客様の困りごとを解決し、その対価として利益をいただく活動です。

 この原則を忘れなければ、あなたのビジネスは市場から必要とされ、長く続く事業へと成長していくでしょう。

 

まとめ

 今回は成功するビジネスについて見てきました。

 自分のやりたいことが、市場(一般消費者)の需要の高いものであれば良いですが、

そうでないのなら、まず市場(一般消費者)が求めているものを自分の商品・サービスにしましょう。

  そして、それが軌道に乗ったのなら、次に自分の夢、やりたいことを始めることが、人生の成功への近道です。

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この記事を書いた人

 起業により経済的自由を手に入れて、『いつまでも不安なく人生を楽しむ』ことを見出すための参考になれることを目的に書いています。
 約40年間、税理士側の視点から経営者に接して、経営方法が不明な方が多いと気がつき、起業時点での経営についてを中心に発信していきます。

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