「飲食店をやりたい」は危険⁉️

起業で飲食店が“難しい業種”と言われる4つの理由

 「いつか自分のお店を持ちたい」

 そう考えたことがある人は非常に多いと思います。

 どんな街にも飲食店があり、飲食店は身近な存在です。

 一部の専門料理店を除けば、特に高度な調理技術が求められることもありません。

 そのため飲食店で起業を考える人は少なくありません。

 実際、飲食店は他の業種に比べると“始めやすそう”に見えます。

 

しかし、現実には、

 飲食店は「起業しやすい」が、「成功しにくい」業種でもあります。

 そこで今回は、なぜ飲食店経営が難しいのかについて述べてみたいと思います。

 

飲食店は「誰でも始めやすい」

 まず、飲食店が人気になる理由があります。

例えば

・特別な資格がなくても始められる。

・小規模でも開業できる。

・自分の好きな料理を提供できる。

・「店を持つ」という夢がある仕事に見える。

という魅力があります。

 さらに、日本では飲食店が身近なため、

「自分にもできそう」

と思いやすい業種です。

しかし、

ここに大きな落とし穴があります‼️

 参入しやすいということは、

ライバルも非常に多いということです。

 そして、飲食店には構造的に厳しい問題があります。

 

1. 初期費用が多額にかかる

 飲食店は、開業前に大きなお金が必要です。

例えば

・店舗取得費

・保証金

・内装工事

・厨房設備

・テーブル・椅子

・冷蔵庫

・レジ

・看板

・食器類

など、想像以上に費用がかかります。

 小規模店舗でも数百万円❗️

 少し本格的にやれば1,000万円以上かかることも珍しくありません。

しかも怖いのは…

 開業した瞬間に、そのお金が回収できる保証はない

ということです。

 つまり、最初に大きな借金を背負ってスタートするケースが多いのです。

 そして、その投資を回収するには長い時間がかかります。

2. ランニングコストが重い

 飲食店は、毎月の固定費も非常に大きいです。

例えば

・家賃

・人件費

・光熱費

・食材費

・広告費

・デリバリー手数料

・POSシステム費用

など、営業しているだけでお金が出ていきます。

特に近年は、

・食材高騰

・電気代上昇

・人手不足

・アルバイト時給上昇

が大きな問題です。

つまり、

 「お客様が来ても、意外と利益が残らない」

という状況になりやすいのです。

 売上が少し下がっただけで、赤字になる店も珍しくありません。

3. 在庫とフードロスのリスクが大きい

 飲食店は「食材」を扱うため、在庫リスクがあります。

例えば

・野菜

・肉

・魚

・乳製品

などは賞味期限があります。

 特に「鶏肉は足が早い」とは言われるように鶏肉は1〜2日しか保ちません‼️

 売れなければ廃棄しなけれはなりません😱

 今日はお客様が来ると思って大量に仕入れた。しかし雨が降って客足が落ちた。

すると…

 そのまま廃棄ロスになることがあります。

 これが飲食店の非常に苦しいところです。

しかも、

・仕入れすぎるとロス

・仕入れを減らすと品切れ

という難しいバランスがあります。

 経験だけで完全にコントロールするのは困難です。

4.飲食店は利益率が低い

 ここが最も重要です❗️

 実は飲食店は、売上の割に利益が残りにくい業種です。

例えば、次のような毎月発生する固定費が重い負担になってきます。

・家賃

・人件費

・食材費

・光熱費

 これを払うと、最終利益はわずかというケースもあります。

つまり、

「忙しいのに儲からない」

という状態になりやすいのです。

さらに経営者自身が、

・調理

・接客

・仕入れ

・シフト管理

・クレーム対応

をすべて行うケースも多く、労働時間が非常に長くなります。

結果として、

 “自由になるために起業したのに、逆に店に縛られる”

という状態になる人も少なくありません。

「好き」だけでは経営は続かない

 もちろん、飲食店で成功している人もいます。

しかし成功している店は、

・マーケティング

・立地戦略

・原価管理

・SNS活用

・ブランド作り

などを徹底しています。

つまり、

「料理が上手い」

だけでは成功できない時代なのです。

 

 起業で本当に大切なのは「利益構造」

 起業を考えるとき、多くの人は「自分がやりたいこと」から考えます。

しかし本当に重要なのは、

“そのビジネスが利益を残しやすい構造か”

です。

例えば、

・初期投資が小さい

・在庫を持たない

・固定費が少ない

・利益率が高い

・一人でも始められる

という業種は、起業初心者には有利です。

逆に飲食店は、

・初期投資が大きい

・固定費が高い

・在庫リスクがある

・利益率が低い

という、初心者には難しい条件が揃っています。

まとめ

 飲食店は、割り合い簡単に始められるビジネスかもしれません。

 しかし同時に、非常に厳しい現実もあります。

飲食店が難しい理由は、

1. 初期費用が大きい

2. ランニングコストが重い

3. 在庫・フードロスのリスクが高い

4. 利益率が低い

という構造的な問題があるからです。

だからこそ、起業を考えるなら、

「本当にその業種は利益が残るのか?」

を冷静に考える必要があります。

 起業は“好き”だけで始めるのではなく、

 「利益構造」と「再現性」で考えることが重要です。

 飲食店は、「再現性」が高いということでは、始めやすいビジネスです‼️

 しかし、「利益構造」は厳しいので、特に、初心者には難しいビジネスです。

 初心者が飲食店で起業することは、原則として、避けた方が良いと思います😖

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この記事を書いた人

起業することにより経済的自由、時間的自由を手に入れ、『いつまでも人生を楽しむ生き方』を見出すことの参考になればと思っています。
約40年間、税理士側の視点から経営者に接して、経営方法が不明な方が多いと気がつき、起業時点での経営についてを中心に発信していきます。

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